Palworldとは?
Palworldは、Pocketpairが開発したオープンワールドサバイバルクラフトゲームです。
モンスターを収集・育成しながら、自由に冒険や建築を楽しめます。
2024年1月19日にSteamでリリースされ、わずか8時間で100万本の販売を達成するなど、大きな話題となりました。
Palworldは、一人でも十分に楽しめるゲームですが、友達と一緒に同じワールドでプレイすることで、より一層の魅力を感じることができます。
しかし、PalworldはSteamでのフレンド間だと最大4人までのプレイとなっており、5人以上で遊ぶ場合は、専用のサーバーを立てる必要があります。
そこで、この記事では、Palworldでマルチプレイするためのサーバーの立て方と、おすすめのレンタルサービスを紹介します。
サーバーの立て方
Palworldのサーバーを立てる方法は、大きく分けて2種類あります。
- 公式のサーバーの立て方
- レンタルサービスを利用する方法
公式のサーバーの立て方
公式のサーバーの立て方は、Palworldのテックガイドに詳しく記載されています。
現状では、WindowsとLinuxの2つのOSに対応しており、SteamやSteamCMDを使ってサーバーをダウンロード・インストール・起動することができます。
公式のサーバーの立て方のメリットは、無料で利用できることと、自分でサーバーの設定をカスタマイズできることです。
デメリットは、サーバー用のPCが必要であることや、ポート開放などの技術的な知識が必要であることです。
また、マンションなどの共同住宅に住んでいる場合は、ポート開放ができない可能性もあります。
公式のサーバーの立て方は、自分でサーバーを管理したい人や、技術的な挑戦が好きな人におすすめです。
レンタルサービスを利用する方法
レンタルサービスを利用する方法は、インターネット上にあるサーバーを借りて、Palworldのサーバーを構築する方法です。
レンタルサービスには、Palworldに対応しているものがいくつかありますが、ここでは、国内の『ConoHa for GAME』と海外の『G-PORTAL』を紹介します。
ConoHa for GAME
『ConoHa for GAME』は、GMOインターネットグループが運営するゲームサーバーのレンタルサービスです。
最新CPU搭載、超高速SSDを採用した高性能なサーバーを、簡単に使えるテンプレートイメージで提供しています。
Palworldのテンプレートイメージも用意されており、サーバー追加時に選択するだけで、サーバーを立てることができます。
ConoHa for GAMEのメリットは、国内サービスであることや、サーバーの管理が簡単であることです。
デメリットは、料金が他のサービスよりも高いことや、サーバーの設定がテンプレートに依存することです。
ConoHa for GAMEの料金プランは、メモリサイズによって異なります。
Palworldがプレイ可能なプランは4GB以上となっており、時間課金の場合は1時間あたり54円、長期割引パスの場合は1カ月あたり3,240円からとなっています。
ConoHa for GAMEのサーバーの立て方は、次のような手順で行えます。
- ConoHa for GAMEのサイトにアクセスし、アカウントを作成する。
- サーバー追加画面で、ゲームからPalworldを選択し、料金タイプとrootパスワードを設定する。
- 会員情報、本人確認、お支払い方法を入力する。
- サーバーが稼働中になったら、IPアドレスをコピーする。
- ゲームを起動し、サーバーにアクセスする。
ConoHa for GAMEは、国内の安心感やサポートが充実していることが魅力的なサービスです。
ただし、料金が高めであることや、サーバーの設定が限られていることに注意が必要です。
ConoHa for GAMEのメリット
ConoHa for GAMEを利用することで、パルワールドのマルチサーバーを立てる際に得られるメリットは以下の通りです。
- マルチサーバーの構築が簡単
- マルチサーバーのデータを自動バックアップ
- ConoHaだけのオリジナルスキン
マルチサーバーの構築が簡単
テンプレートを選択するだけで、自動でマルチプレイ環境を設定できます。
マルチサーバーの管理はブラウザから簡単にできるので、初心者の方にもおすすめです。
マルチサーバーのデータを自動バックアップ
Minecraft managerでは、自動バックアップ機能を搭載しています。
1日1回、14日分のバックアップデータを保持できるので、ワールドが壊れた時にはすぐに過去のデータに遡りバックアップリストから復元できます。
ConoHaだけのオリジナルスキン
Minecraftをよりお楽しみいただけるようゲーム内で使える、ConoHa応援団長「美雲このはのオリジナルスキン」を無料で提供します。
清楚かわいいこのはちゃんになって、Minecraftの世界を縦横無尽に冒険しましょう!
ConoHa for GAMEのデメリット
ConoHa for GAMEを利用することで、パルワールドのマルチサーバーを立てる際に注意すべきデメリットは以下の通りです。
- 料金がかかる
- サポートが限定的
料金がかかる
ConoHa for GAMEは、月額料金制のサービスです。
プレイヤー数やサーバーのスペックによって料金が異なりますが、最安値でも月額493円(税込)かかります。
長期割引パスを利用すれば割引率がアップしますが、途中解約はできません。
サポートが限定的
ConoHa for GAMEは、サーバーの構築や管理に関するサポートは提供していますが、ゲームの内容や操作に関するサポートは提供していません。
ゲームに関する問題や不具合は、ゲームの公式サイトやコミュニティなどで自己解決する必要があります。
ConoHa for GAMEは、マルチサーバーの構築が簡単で、自動バックアップやオリジナルスキンなどのメリットがあります。
ただし、料金がかかることやサポートが限定的であることもデメリットとして挙げられます。
パルワールドでマルチプレイを楽しみたい方は、ConoHa for GAMEをぜひ検討してみてください。
G-PORTAL
『G-PORTAL』は、ドイツを拠点とするゲームサーバーのレンタルサービスです。
MinecraftやARK: Survival Evolved、RUSTなどの人気ゲームのサーバーを簡単に立てることができます。
Palworldにも対応しており、専用のインターフェースでサーバーの設定やモジュールのインストールができます。
G-PORTALは、料金が安いことや、サーバーのカスタマイズが自由であることです。
デメリットでは、海外サービスであることや、サポートが英語であることです。
G-PORTALの料金プランは、スロット数によって異なりますが、Palworldの場合は10スロットから利用でき、1カ月あたり約2,700円からとなっています。
G-PORTALのサーバーの立て方は、次のような手順で行えます。
- G-PORTALのサイトにアクセスし、アカウントを作成する。
- サーバー追加画面で、Palworldを選択し、スロット数と期間を設定する。
- 支払い方法を選択し、注文を確定する。
- サーバーが稼働中になったら、IPアドレスとパスワードを確認する。
- ゲームを起動し、サーバーにアクセスする。
Palworldのサーバーをレンタルする場合、G-PORTALはコストパフォーマンスが高くておすすめです。
ただし、海外サービスなので、通信速度やサポートの言語には注意が必要です。
G-PORTALのメリット
『G-PORTAL』は、ドイツを拠点とするゲームサーバーのレンタルサービスです。
このサービスを利用することで、パルワールドのマルチサーバーを立てる際に得られるメリットとデメリットは以下の通りです。
- 料金が安い
- サーバーのカスタマイズが自由
料金が安い
G-PORTALは、スロット数に応じて料金が変わるシステムを採用しています。
パルワールドの場合は、10スロットから利用でき、1カ月あたり約2,700円からとなっています。
他のレンタルサービスと比較しても、かなりお得な価格設定です。
サーバーのカスタマイズが自由
専用のインターフェースでサーバーの設定やモジュールのインストールができます。
パルワールドの場合は、ワールドの種類や難易度、パルの設定などを自由に変更できます。
また、FTPアクセスも可能なので、自分で作成したモッドやマップをアップロードすることもできます。
G-PORTALのデメリット
- 海外サービスである
- サポートが英語である
海外サービスである
G-PORTALは、ドイツを拠点とするサービスなので、日本からのアクセスには若干の遅延が発生する可能性があります。
また、サーバーの場所も日本にはなく、最も近いのはシンガポールになります。
これにより、パルワールドのマルチプレイにおいて、ラグや切断などの不具合が発生するリスクが高まります。
サポートが英語である
G-PORTALのサポートは、英語でのみ提供されています。
日本語でのサポートはありませんので、英語が苦手な方は、問題や不明点があった場合に困るかもしれません。
また、サポートの対応時間も日本とは異なるので、返答に時間がかかる場合があります。
G-PORTALは、料金が安く、サーバーのカスタマイズが自由であることがメリットです。
ただし、海外サービスであることや、サポートが英語であることもデメリットとして挙げられます。
パルワールドでマルチプレイを楽しみたい方は、G-PORTALをぜひ検討してみてください。
Xserver VPS
『Xserver VPS』は、エックスサーバー株式会社が運営する仮想サーバーのレンタルサービスです。
Palworldに対応したテンプレートイメージを用意しており、サーバーのスペックや種別を選ぶだけで、簡単にサーバーを作成できます。
また、PalworldサーバーのRCONにも対応しており、サーバーの管理がしやすいです。
Xserver VPSのメリットは、国内サービスであることや、サーバーのカスタマイズが比較的自由であることです。
デメリットは、料金がConoHa for GAMEよりもやや高いことや、サーバーの設定にSSHで直接アクセスする必要があることです。
Xserver VPSの料金プランは、メモリサイズによって異なりますが、Palworldがプレイ可能なプランは4GB以上となっており、時間課金の場合は1時間あたり60円、長期割引パスの場合は1カ月あたり3,600円からとなっています。
Xserver VPSのサーバーの立て方は、次のような手順で行えます。
- Xserver VPSのサイトにアクセスし、アカウントを作成する。
- サーバー追加画面で、アプリケーションからPalworldを選択し、料金タイプとrootパスワードを設定する。
- 支払い方法を選択し、注文を確定する。
- サーバーが稼働中になったら、IPアドレスをコピーする。
- ゲームを起動し、サーバーにアクセスする。
Xserver VPSは、ConoHa for GAMEと同様に国内の安心感がありますが、サーバーの設定には少し技術的な知識が必要です。
しかし、その分サーバーのカスタマイズがしやすく、RCONも利用できます。
Xserver VPSのメリット
Xserver VPSは、エックスサーバー株式会社が運営する仮想サーバーのレンタルサービスです。
このサービスを利用することで、パルワールドのマルチサーバーを立てる際に得られるメリットとデメリットは以下の通りです。
- 国内サービスである
- サーバーのカスタマイズが比較的自由である
国内サービスである
Xserver VPSは、日本国内にサーバーを保有しているサービスです。
これにより、日本からのアクセスには高速で安定した通信が期待できます。
また、サポートも日本語で対応しており、問題や不明点があった場合にすぐに解決できます。
サーバーのカスタマイズが比較的自由である
Xserver VPSでは、Palworldに対応したテンプレートイメージを用意しており、サーバーのスペックや種別を選ぶだけで、簡単にサーバーを作成できます。
さらに、PalworldサーバーのRCONにも対応しており、サーバーの管理がしやすいです。
RCONとは、リモートコンソールの略で、サーバーにコマンドを送信して操作することができる機能です。
RCONを使えば、サーバーの再起動や停止、ワールドの変更、パルの設定などをブラウザから行うことができます。
Xserver VPSのデメリット
- 料金がやや高い
- サーバーの設定にSSHで直接アクセスする必要がある
料金がやや高い
Xserver VPSは、メモリサイズによって料金が変わるシステムを採用しています。
パルワールドがプレイ可能なプランは4GB以上となっており、時間課金の場合は1時間あたり60円、長期割引パスの場合は1カ月あたり3,600円からとなっています。
これは、ConoHa for GAMEよりもやや高い料金設定です。
また、長期割引パスを利用する場合は、最低6カ月の契約が必要で、途中解約はできません。
サーバーの設定にSSHで直接アクセスする必要がある
Xserver VPSでは、サーバーの設定やモジュールのインストールなどを行うには、SSHで直接サーバーにアクセスする必要があります。
SSHとは、セキュアシェルの略で、暗号化された通信でサーバーにログインして操作することができる機能です。
SSHを使えば、サーバーのカスタマイズが比較的自由にできますが、コマンドの知識が必要です。
また、SSHでの操作は、誤ったコマンドを入力するとサーバーが破損する可能性があります。
『Xserver VPS』は、国内サービスであることや、サーバーのカスタマイズが比較的自由であることがメリットです。
ただし、料金がやや高いことや、サーバーの設定にSSHで直接アクセスする必要があることもデメリットとして挙げられます。
おすすめのレンタルサービスは?
以上、Palworldでマルチプレイするためのサーバーの立て方と、3つのレンタルサービスを紹介しました。
それぞれにメリットとデメリットがありますが、私のおすすめは『ConoHa for GAME』です。
理由は以下の通りです。
- 国内サービスであるため、通信速度やサポートの品質が高い。
- サーバーの管理が簡単で、テンプレートイメージでサーバーを立てることができる。
- Palworldの最新バージョンに自動で対応する。
もちろん、料金やサーバーのカスタマイズの自由度など、他のサービスにも魅力的な点はあります。
あなたのニーズや予算に合わせて、最適なサービスを選んでください。
Palworldでマルチプレイすることで、より楽しく冒険や建築を楽しめます。
ぜひ、自分専用のサーバーを立てて、友達と一緒に遊んでみてください。
ConoHa VPSのバージョン2.0でPalworld(パルワールド)を利用する場合
[1] 下記のURLからお申し込み画面を開きます。
[2] 「初めてご利用の方」でConoHaの管理画面にログインするために必要な「メールアドレス」と「パスワード」を入力して「次へ」をクリックします。
[2] お客様情報を入力し、「保存」ボタンをクリックします。
[3] 電話認証またはSMS認証を行います。
電話認証は、入力した電話番号へ着信があります。
ガイダンスに従ってください。
SMS認証は送られてきたショートメールに書かれている認証コードを入力します。
[4] クレジットカード、ConoHaチャージ、ConoHaカードからお支払い方法を選択します。
ConoHaチャージの場合、ご利用開始には500円の入金が必要です。
[5] サービスのお申し込み画面が表示されますので、「サービス」から「VPS」を選択します。
[6] 続いて「料金タイプ」から任意の料金タイプを選択します。
[7] 続いて任意のプランを選択します。
Palworld(パルワールド)のゲームテンプレートは、メモリ4GB以上のプランでご利用いただけますが、快適にゲームをお楽しみいただくためには、メモリ16GB以上のプランでのご利用を推奨しております。
[8] 続いて「イメージタイプ」から「アプリケーション」を選択し、「Palworld」をクリックします。
[9] 続いて任意のrootパスワードの入力や必要に応じてネームタグを修正し、カート内の「次へ」クリックします。
[10] 決済画面が表示されますので、お支払いが完了しますとVPSが作成されます。