サブスクを解約したのに請求が来たときの確認手順|解約前の分か、解約できていないかを見分ける

サブスクを解約したのに請求が来たときに確かめる順番を扱う記事の見出し画像

解約したはずのサブスクから請求が来たら、慌てて問い合わせる前に4つの順で確かめてください。 解約する前の分の請求ではないか。本当に解約できているか。請求の出どころはどこか。契約先を取り違えていないか。この順に見ると、どこに何を言えばいいかまで絞れます。

この記事では、請求の正体を見分ける手順と、連絡する先の選び方を整理します。特定のサービスの料金や解約条件、返金されるかどうかの見込みは扱いません。

先に結論:確かめる順番は4つ

  • 解約する前の分の請求ではないか(締め日と引き落とし日のずれ)
  • 本当に解約できているか(アプリを消しただけ、手続きが途中で止まった)
  • 請求の出どころはどこか(App Store、Google Play、公式サイトで直接、携帯電話会社)
  • 契約先を取り違えていないか(似た名前の別のサービス、別のアカウント)

国民生活センターは2021年10月の発表で、サブスクの相談の類型として「解約したつもりが、解約できていなかった」「契約内容や契約先の事業者を誤って認識している」を挙げています。どちらも、この4つの確認で見つけられます。

その請求は、解約する前の分ではないか

最初に疑うのは、解約する前に発生した料金が、あとから明細に載っているだけという形です。

カードの明細は締め日で区切られ、引き落としはさらにそのあとです。月の終わりに解約しても、その月の初めに更新された分は、翌月以降の明細に出てきます。明細に載った月と、料金が発生した月は、一致しないことがあります。

確かめ方は2つです。

  • 明細の利用日を見る。 引き落とし日ではなく利用日の欄です。利用日が解約した日より前なら、解約前の分です
  • 更新日と解約日を並べる。 更新日のあとに解約していれば、その回の料金はすでに発生しています

更新日の見つけ方は「サブスクの更新日・請求日を確認する方法」にまとめています。

解約しても、支払済みの期間は使えることがある

Google Playのヘルプには、定期購入を解約しても支払済みの期間中は利用できると書かれています。年間契約を途中で解約しても期間の終わりまで使え、次の年は請求されない、という例も載っています。

つまりまだ使える=解約できていない、ではありません。 Google Play以外の扱いは、それぞれの規約や解約画面の表示で確かめてください。

本当に解約できているか

アプリを消しただけになっていないか

アプリを削除しても、サブスクは解約されません。

Google Playのヘルプには、アプリをアンインストールしても定期購入は解約されないと明記されています。アプリは入口にすぎず、契約はアカウントの側に残ります。

App Storeの一覧で、状態の表示を見る

iPhoneなら「設定」からユーザ名を選び、「サブスクリプション」を開きます。Appleのサポートページには、期限切れのメッセージが赤字で表示されている場合、そのサブスクリプションは解約済みだと説明されています。解約のボタンが出ているなら、まだ続いていると見てよいはずです。

公式サイトで契約したものは、完了の画面かメールを探す

公式サイトで直接契約したものは、会員ページで状態を見ます。解約の確認画面が何段階か続き、途中で閉じると完了していないことがあります。次のものが残っていないか探してください。

  • 解約完了のメール(迷惑メールのフォルダも見る)
  • 会員ページに表示される契約の状態
  • 解約のときに撮った画面の写し

解約した日時を示せるものがあるかどうかで、そのあとの話の進み方が変わります。

請求の出どころはどこか

解約済みでも請求が続くなら、別の経路で同じサービスを契約していることがあります。支払い経路は、おおむね次の4つです。

支払い経路契約の状態を見る場所
App StoreiPhoneの「設定」→ユーザ名→「サブスクリプション」
Google PlayGoogle Playアプリの「定期購入」
サービスの公式サイトそのサービスの会員ページ
携帯電話会社の支払い各社の会員ページの継続課金の一覧

同じサービスでも、App Storeで契約した分と、公式サイトで契約した分は別の契約です。片方を解約しても、もう片方は残ります。

一覧に見つからないときは、アカウントを疑う

Appleのサポートページでは、サブスクリプションが一覧に見つからない場合として、家族のApple Accountで請求されている、別のApple Accountを使っている、通信事業者など他社を通じて請求されている、といった例を挙げています。Google Playのヘルプにも、定期購入が見つからない場合は別のアカウントで契約している可能性があると書かれています。

ファミリー共有では、Appleの案内によると管理者が家族の購入を確認できます。

支払い経路を全部洗い出す手順は、「サブスクの棚卸しのやり方」にまとめています。

App Store経由ではない購入は、Appleでは扱えない

Appleのサポートページでは、App Storeのアプリから外部の購入を使った場合、返金やサブスクリプションの管理はAppleでは対応できず、デベロッパに問い合わせるよう案内しています。

契約先を取り違えていないか

国民生活センターの発表には、メーカーの公式サイトと勘違いして有料の質問サイトを利用し、月額料金を請求された事例が載っています。自分が解約したのは本物のサービスで、請求しているのは別の会社という形です。この場合、本物のほうをいくら確かめても請求は止まりません。

明細の請求名で見当がつかないときは、次を確かめます。

  • 契約したときのメールの事業者名と、明細の請求名が一致するか
  • 請求名がAppleやGoogleになっているか(その場合はApp StoreやGoogle Playの購入履歴で中身を見る)

解約済みなのに請求が続くときの連絡先

解約後の分の請求だと分かったら、連絡します。連絡する先は、支払い経路で決まります。

  • App Storeの契約:Appleの「問題を報告」のページ(reportaproblem.apple.com)から返金をリクエストできます。Appleの案内では、返金の対象になるのは一部の購入とされています
  • Google Playの契約:Google Playのヘルプから問い合わせます。払い戻しの対象は一部の定期購入に限られると案内されています
  • 公式サイトで直接契約したもの:そのサービスの問い合わせ窓口です
  • 請求元がどこか分からないもの:前の章の手順で、請求名と契約時のメールを突き合わせます

連絡するときは、次のものを手元にそろえておくと話が早く進みます。

  • 解約した日時と、そのときの画面の写しや完了メール
  • 請求が載っている明細(利用日と金額が分かるもの)
  • 契約したときに登録したメールアドレスやアカウント名

事業者とのやりとりで話が進まないときや、不安があるときは、消費者ホットライン「188」に電話すると、近くの消費生活センターなどの相談窓口を案内してもらえます。消費者庁につながる電話ではなく、市区町村や都道府県の窓口の案内です。

次から同じことを起こさないために

解約するときにやっておくことは3つです。

  • 完了の画面を保存する。 画面の写しと完了メールを残しておく
  • 解約した日と、支払い経路をメモする。 あとで明細と突き合わせるときに使う
  • 翌月と翌々月の明細を見る。 それ以降にも同じ請求があれば、解約できていない可能性を疑う

国民生活センターも、使っていないサブスクの支払いがないか、クレジットカードなどの明細を毎月確かめるよう呼びかけています。

よくある質問

Q. 解約した翌月に請求が来ました。解約できていないのでしょうか。

解約前の分の可能性があります。明細の利用日を見てください。利用日が解約した日より前なら、解約前に発生した料金が、締め日の関係で遅れて載っているだけです。利用日が解約した日よりあとなら、解約できていないか、別の経路で契約している可能性があります。

Q. アプリを消したので解約したつもりでした。返金してもらえますか。

アプリを消しても解約にはなりません。まず、App StoreやGoogle Playの一覧から解約してください。すでに支払った分が返金されるかどうかは、支払い経路と各社の規約によります。この記事では見込みを書けません。

まとめ

  • 解約後の請求は、解約前の分・解約できていない・別の経路・別の事業者の4つを順に確かめる
  • 明細は引き落とし日ではなく利用日を見る。解約前の分が遅れて載ることがある
  • アプリを削除しても解約にはならない。App StoreやGoogle Playの一覧で状態を見る
  • 同じサービスでも、支払い経路が違えば別の契約。片方を解約しても、もう片方は残る
  • 連絡先は支払い経路で決まる。解約の日時と画面、明細をそろえてから連絡する
  • 話が進まないときは、消費者ホットライン188で近くの相談窓口を案内してもらえる

参考にした公式情報

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nakamoto

なかもと

・現在サブスクリプションサービスに関する情報を毎日研究している ・サブスクといったらなかもとに聞けと言わんばかりに日々精進 1年6ヶ月の死闘の末、合計9個の国家資格や民間資格を獲得!宅建士やFP2級、PCスキルの資格など様々な資格をとってきた。 日々努力で切り抜けていくのが筆者のスタイル。 23年間週刊少年ジャンプを握っていたがついにそれが教材に変わってしまった。 現在Webメディア2個運営

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