スマホの機種変更・乗り換えでサブスクはどうなる?|iPhone・Android・キャリア決済の確認手順

スマホの機種変更・乗り換えの前にサブスクの支払い先を確認する記事の見出し画像

スマホを替える前に、サブスクを「どこで払っているか」で3つに分けて確認してください。 App Store、Google Play、携帯電話会社のキャリア決済です。契約はスマホ本体ではなく、アカウントや回線にひもづいています。だから本体を替えても自動では消えません。逆に、回線を解約すると支払い方法だけが消えることがあります。

この記事では、機種変更・iPhoneとAndroidの乗り換え・携帯電話会社の乗り換え(MNP)の前に確認しておくことを整理します。特定のサービスの料金や、どの端末がよいかは扱いません。 支払い元そのものを整理したい場合は、先に「銀行口座を解約する前に確認すること」も確認してください。

機種を替えても、サブスクは端末についてこない

まず前提をそろえます。サブスクの契約は、次のどれかにひもづいています。

  • Apple Account(App Store経由で契約したもの)
  • Googleアカウント(Google Play経由で契約したもの)
  • 携帯電話の回線(キャリア決済で払っているもの)
  • サービスの会員アカウント(カードや口座で直接払っているもの)

どれもスマホ本体とは別のものです。古いスマホを下取りに出しても、初期化しても、契約はそのまま残ります。

GoogleもAppleも、アプリを消しても定期購入は解約されないと案内しています。Google Playのヘルプには、アプリをアンインストールしても定期購入は解約されない旨がはっきり書かれています。新しいスマホにアプリを入れなかったから契約も終わった、とは考えないでください。

反対に、支払い方法だけが消えるケースもあります。キャリア決済で払っている契約は、回線を解約すると支払い元がなくなります。こちらは後の章で扱います。

iPhoneからAndroidへ替えるとき

App Storeで契約したサブスクは、Androidに替えても続きます。請求もApple Accountに登録した支払い方法から続きます。

Appleの公式ヘルプでは、サブスクリプションはiPhoneだけでなく、ウェブやWindowsパソコン、Androidデバイスからも解約できると案内されています。ウェブの場合は account.apple.com にサインインして、サブスクリプションの一覧から操作します。iPhoneを手放したあとでも、解約の入口はあります。

ただ、iPhoneが手元にあるうちに確認しておくほうが楽です。やることは2つです。

App Storeのサブスクリプション一覧を開く

iPhoneの「設定」から自分の名前を押し、「サブスクリプション」を開きます。ここに並んでいるものが、Apple Accountで払っている契約です。

Androidに替えたあとも使うものと、やめるものに分けます。やめるものは、この時点で解約しておきます。

続けるものは、Android側で使えるか確かめる

App Storeで契約したサービスを、Androidのアプリでも使えるかどうかはサービスによって違います。使えるかどうかは、各サービスの公式ヘルプで確かめてください。ここは一律には言えません。

Androidでは使えないのに、Appleからの請求だけが続く、という形がいちばん見落としやすいところです。

AndroidからiPhoneへ替えるとき

Google Playで契約したサブスクも、iPhoneに替えただけでは止まりません。

Google Playのヘルプには、パソコンから定期購入を解約する手順が載っています。パソコンでGoogle Playの定期購入のページ(play.google.com/store/account/subscriptions)を開き、「管理」から「定期購入を解約」を押す流れです。Android端末を手放したあとも、パソコンから操作できます。

気をつけたいのはアカウントです。Googleは、定期購入が見つからない場合は別のアカウントで購入している可能性がある、と案内しています。仕事用と個人用など、Googleアカウントを複数使ってきた人は、それぞれに切り替えて一覧を見てください。

Android端末が手元にあるうちに、Google Playアプリの「お支払いと定期購入」から一覧を確認しておくと確実です。

携帯電話会社を乗り換えるとき(キャリア決済)

いちばん扱いが分かれるのがここです。携帯電話の料金と一緒に払う「キャリア決済」は、回線を解約すると支払い方法そのものがなくなります。 MNPで他社へ乗り換える場合も、元の会社との回線契約は解約になります。

その後どうなるかは、会社によって公式の案内が違います。今回確認した範囲では、こうでした。

ドコモ

d払いのヘルプでは、回線解約(またはspモード解約)の前に、電話料金合算払いで登録されていた継続課金は解除されると案内されています。dアカウントがあれば、d払い自体はカードなど別の支払い方法で使い続けられます。

継続課金が解除されるということは、続けたかったサービスも止まるということです。乗り換えたあとも使いたいものは、先に支払い方法を切り替えておきます。

au

auのFAQには、2つの案内があります。

  • auかんたん決済で払っているサービスは、au解約の当月中にクレジットカード払いへ変更すれば続けて使える。手続きがなければ自動退会になる
  • 解約後も請求が続く理由の1つとして、自動で解約されないサービスがあり、au PAY(auかんたん決済)に登録したサービスもその対象に挙げられている

自動で退会になるものと、請求が続くものの両方が書かれています。自分の契約がどちらに当たるかは、「ご登録中のサービス」の画面で1件ずつ確かめるしかありません。 要らないものは、自分で退会の手続きをするよう案内されています。

ソフトバンク

ソフトバンクのFAQでは、MNP・解約後も自動解除されないオプション(保証サービスなど)が案内されています。一方で、「ソフトバンクまとめて支払い」で払っている継続課金のサービスが、回線解約時にどう扱われるかを明記したページは、今回の確認では見つけられませんでした。

分からないので、分からないと書いておきます。 乗り換える前に、My SoftBankで登録中のコンテンツを一覧にし、続けるものは支払い方法を変える、やめるものは解約する、と自分で片づけておくのが確実です。有料コンテンツの解除は、My SoftBankからできない場合は提供元での退会手続きが必要とされています。

格安SIMや、上の3社以外

ほかの会社の扱いは今回確認していません。契約している会社の公式FAQで「解約」「継続課金」「合算」などの言葉で探してください。

乗り換えの前にやる4つ

  1. 支払い経路ごとに一覧を開く。 App Storeのサブスクリプション、Google Playの定期購入、携帯電話会社の継続課金の画面、カード明細の4か所です。詳しい見方は当サイトの「サブスクの棚卸しのやり方」にまとめています
  2. 続けるか、やめるかを1件ずつ決める。 迷うものは、いったん「続ける」に入れて、次の請求日を書き添えておきます
  3. キャリア決済で続けるものは、回線を解約する前に支払い方法を変える。 会社によっては、変更しないと自動で止まります。変更の期限も会社ごとに違います
  4. 乗り換えた翌月の明細を見る。 請求が来るはずのものが来ているか、来ないはずのものが来ていないかを確かめます。回線の最後の請求は、解約した翌月以降に届くことがあります

よくある質問

Q. 古いスマホを初期化して下取りに出しました。サブスクは止まりますか。

止まりません。契約はApple AccountやGoogleアカウント、サービスの会員アカウントにひもづいているためです。解約は、ウェブやパソコン、新しい端末から、同じアカウントでサインインして行います。

Q. 乗り換えたあとで、キャリア決済のサービスが使えなくなりました。

回線の解約で支払い方法がなくなり、サービスが止まった可能性があります。サービスの公式サイトにログインし、支払い方法を登録し直せるか確かめてください。止まる前の利用状況やデータが引き継げるかは、サービスによって違います。

Q. 乗り換えたのに、前の携帯電話会社から請求が来ます。

最後の月の利用料の請求や、端末代の分割の残り、自動で解約されないサービスの請求が考えられます。auのFAQでも、解約後に請求が続く理由としてこれらが挙げられています。明細の項目名を見て、どれに当たるかを確かめます。

まとめ

  • サブスクの契約は、スマホ本体ではなくアカウントや回線にひもづいている。機種を替えても自動では消えない
  • App Storeの契約はウェブやAndroidからも、Google Playの契約はパソコンからも解約できる
  • Googleアカウントを複数使ってきた人は、アカウントを切り替えて一覧を見る
  • キャリア決済は、回線を解約すると支払い方法がなくなる。扱いは会社によって違う
  • 続けたいキャリア決済のサービスは、回線を解約する前に支払い方法を変える
  • 乗り換えた翌月の明細で、来るべき請求と来ないはずの請求を確かめる

参考にした公式情報

  • この記事を書いた人
  • 最新記事
nakamoto

なかもと

・現在サブスクリプションサービスに関する情報を毎日研究している ・サブスクといったらなかもとに聞けと言わんばかりに日々精進 1年6ヶ月の死闘の末、合計9個の国家資格や民間資格を獲得!宅建士やFP2級、PCスキルの資格など様々な資格をとってきた。 日々努力で切り抜けていくのが筆者のスタイル。 23年間週刊少年ジャンプを握っていたがついにそれが教材に変わってしまった。 現在Webメディア2個運営

よく読まれている記事

自動車のサブスクの新車・中古車おすすめ8選を示す見出し画像。ノートパソコンに向かう手を背景に、記事の題名が置かれている 1

はじめに-車のサブスクが選ばれる理由 自動車を手に入れるのに必要な手段の一つとして新たに生まれたのが自動車のサブスクです。 一体その仕組みとは、ローンや一括支払いよりもお得なのか知りたい方は多いことが ...

おすすめのサブスクアプリ41選を示す見出し画像。明るい室内を背景に、記事の題名が置かれている 2

現代社会では、サブスクアプリが急速に普及しています。 サブスクアプリの様々なジャンルでは、音楽、映画、本、さらには電動自転車や車、家具まで、登場しています。 この記事では、「サブスクおすすめアプリ41 ...

-subsc